最近、TODOリストとして Trelloを使い始めました。今回はその使い方の紹介です。
- (1/2)ボード作り編 ←この記事
- (2/2)Butlerの無料枠で作れる実用的な自動化ルール
この2本立てでやってみようと思います。
環境
- Windows 10
- Trello.com Web版 (Google Chrome)
便利な Chrome 拡張がたくさんあるので、アプリ版よりも Chrome 版をおすすめします。
使い始めた背景
自分はどんなに細かいタスクもとりあえずリマインダーに入れておくことで安心するタイプでして
今までは、alarmed-reminders-timersというありえないくらい細かく設定できるリマインドアプリ(iOS)を使っていたのですが、PCとスマホで同期しているものを使いたいな、と思い始めて Trello に乗り換えました。
同期できるタスク管理アプリは他にもたくさんありますが、"無料でもかなり使える"、"イケてるベンチャー企業が導入しがち" といった理由からTrelloを使ってみることにしました。
アカウント作成
- Trello.com へアクセス
- アカウントを作成 をクリック
- 情報を入力するか、Googleアカウントでログインをクリックするだけ!
チュートリアルが終了したら、Trello のページをブックマークするか、
PC 版 Chromeであれば
メニュー(右上の縦3点)>その他のツール>ショートカットを作成
で、デスクトップにショートカットを作ると良いでしょう(タスクバーにもピン留めできます)。また、このときウィンドウとして開くにチェックを入れると、専用ウインドウで起動してくれるのでタブが非表示になり、広く使えておすすめです
ボード
さて、本題のボードの作り方ですが、使い方は無限大です。チームでガントチャートを使いながらがっつり管理したり、個人で無料版の機能のみでTODOリストとして使うことも出来ます。今回は後者を紹介します。
自分の気に入る使い方を見つけるのが一番ですので、一つのアイデアとして見てください。
私が1か月使った限りでは、ボードは1つのみにして、ここにたくさんリストをつくってまとめて管理する形に落ち着きました。
ボード概要
大変ゆるい絵で申し訳ないです。
左から、
- TODO(期限付き)・・・締め切りのある急ぎのタスク
- TODO(期限なし)・・・のんびりやってる個人製作や読書など
- DONE(㎜・yyyy)・・・今月倒したタスク(DONEだけカードが塗ってある理由は2/2の記事で説明します)
- (いつかやりたいタスク達)* ・・・大学,趣味 などカテゴリごとにリストをつくりラベルを貼っておきましょう。
- DONE(yyyy)・・・今年倒したタスク(月末にDONE(㎜・yyyy)から移動させる)
といった感じでリストをつくりました。
こうした理由としては、一枚のボードで頭の中をすべて書き起こしつつも、左3つだけ見ておけばとりあえず問題ないという感じになるからです。
ボードを細かく分けてみたこともあったのですが、切り替えが面倒だったり、すかすかのボードが出来たりとなんだか微妙でした。
運用方法
基本的には、一番左の期限つきにタスクを放り込んでいきます。明日のお買い物リストだったり、課題の提出だったり、セールの締め切り日だったり。
もちろん期限は設定しておきましょう。リストのメニューから並べ替えることもできます。
その右のTODO(期限なし)には、ひそかに開発してるアプリや、呼んでる途中の本などを入れましょう。時間が空いた時に、パッと思い出して続きが出来ます。
左から3番目の DONE(㎜・yyyy)には、左2つのリストのうち終わったものを放り込みましょう。ただし、毎週出る課題などは、ここに放り込まずにカード自体の期限を1週間延ばして更新すると作り直さなくて済みます。期限の延長も次の記事で自動化します。
(いつかやりたいタスク達)* は、カテゴリごとに分けたいつかやりたい(やらなきゃいけない)ことをリストにします。以下のような使い方などが考えられます。
- 思いついたアイデアをとりあえず書く
- 個人開発中のアプリの残っている工程を書いておく
- 思いついたブログのネタをメモっておく
- 欲しいものリストとして使う
これらは、大まかなカテゴリで分けてそれぞれにラベルを貼っておきます。ラベルを貼ったら、Card Colors for Trello という Chrome 拡張でカード全体に色をつけると大変見栄えが良くなります。(2/2)の記事でも使うので、入れておいていただけると幸いです。このリスト群は、時間が出来た時に目を通して、やりたいタスクを見つけるためにあります。タスクを実行に移すときは、期限の有無に応じて左端の2つのリストのいずれかに移してください。
そして、最も右端には、DONE(yyyy)リストを作ります。(これは必須ではないです。終わったタスクを振り返りたい方向けです)
ここには、毎月末 DONE(㎜・yyyy)リストから、"このリストの全てのカードを移動"を使って移動することで、この年の倒したタスクを一覧することが出来るようになるというだけです。また、移動前に "2019・04"といったカードを挟んでおくと月ごとのタスク量を振り返れます。
完成形
次の記事では
・Trello個人勢のタスク管理紹介(2/2)-Butlerの無料枠で作れる実用的な自動化ルール-
Trello では、アドオンを一つまで無料枠で使えます(Power-Up機能)。
この機能によってボードをさらに便利にする自動化を追加します。
現在予定しているのは、
- 毎週発生するタスクをワンクリックで延長して、さらに期限で並べ替える
- DONEに入ってきたカードを暗くして目立たなくする
の2つを作ります!
Trello個人勢のタスク管理紹介(2/2) -Butlerの無料枠で作れる実用的な自動化ルール- | blog.uminek.ooo
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